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2014年7月25日 (金)

JIM 特集 感染症を病歴と診察だけで診断する!

Img_8939
 
DCCのなーくつです。
宣伝してもよろしいでしょうか?
ダメな場合は当ブログ管理人があとでそっと削除すると思いますので、とりあえず宣伝します。
 
皆さまはJIMという超一流総合診療医学誌をご存知でしょうか。
「専門化・細分化する診療各科を横断し,総合的・全人的に患者を診るためのスキル・知識・臨床情報を提供する」雑誌ということで、かなりパない雑誌であることは論をまたないのではないかと思います。
私も後ろの方で当ブログ管理人と亀田総合病院 佐田先生と3人で「みるトレ 感染症」を連載させていただいております。
 
そんなJIMでこの度、世界を股にかける男・志水太郎先生と一緒に特集を企画させていただきました。
テーマは「感染症を病歴と診察だけで診断する!」ということで「!」の部分だけで本企画の暑苦しさを感じていただけるのではないでしょうか。
全て医師10年目前後のまさに臨床最前線の先生方に執筆していただきました。
大きく2つのパートに分かれており、1章は「電光石火の感染症Snap Diagnosis」で知っていれば一発で診断可能なSnap Diagnosisの章でこちらは志水先生が担当しています。 私が担当の2章は「理詰めで追い詰める感染症」ということで、一発診断ではなく様々な鑑別診断の中から理詰めで絞り込んでいくという章です。
2章は私の兄貴分である国立国際医療研究センター総合診療科 國松淳和先生&亀田総合病院 総合内科 佐田竜一先生のお二人と、友人であるマヒドン大学の羽田野義郎先生、そして舎弟である世界のキタカズこと市立奈良病院 北和也先生にご執筆いただきました。
それぞれ「ドイツっぽくない麻疹」「感染性胃腸炎=『"除外×2", のち"落とし穴×3", ところにより一時 市中腸炎』」「人も病気も見かけじゃない」「祇園にて 耳をすませば 三味の音」という意味深なタイトルでご執筆いただいており、各疾患について非常に実践的な内容となっております。
また志水先生ご担当の1章も感染症Snap Diagnosis愛好者としては期待を裏切らない素晴らしいレクチャーばかりです。
各タイトルが何の疾患に関する記載であるかは読んでのお楽しみということで・・・。
 
というわけで、お一人100冊くらい買っていただけますと大変助かります。
どうぞよろしくお願い致します。

2014年7月12日 (土)

miyamotoi感染症の報告(IDWR)

DCCの忽那です。

ついにこの日が来てしまいました・・・。
忽那は感染症の流行の傾向を把握するために毎週金曜日に報告される感染症発生動向調査 週報(IDWR)をチェックしているのですが、今週そこにある感染症が報告されていました。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/souran.html
 
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回帰熱1例(感染地域:北海道)
 
ついにこの日が来てしまったか・・・。
Borrelia miyamotoiを持つマダニ(シュルツエマダニ)が北海道に生息することは知られていましたし、ライム病患者の後ろ向き調査で2名の感染者がすでに報告されてはおりましたが、リアルタイムに診断され報告された土着回帰熱症例はこれが第一例です。
これは私の予想ですが、ライム病の1例も共感染なのではないでしょうか。シュルツエマダニはライム病とmiyamotoiを同時に持っていることがあり、miyamotoi感染症の1割程度はライム病との共感染と考えられています。
診断された先生は素晴らしいです(そして羨ましいです)。
 
しかし、やはり第一例は北海道ですか・・・。
北海道だけでなく長野でもmiyamotoiを持ったシュルツエマダニは確認されていますので、今後は北海道以外の地域からも報告されることでしょう。
回帰熱専門医の私としては、自分で診断してみたいと思っております。
 
miyamotoiについては以下のスライドをご参照ください。

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