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2014年4月18日 (金)

「ワクチンで困るケースをみんなで話してみました―ケースで学ぶ予防接種の実際」

「ワクチンで困るケースをみんなで話してみました―ケースで学ぶ予防接種の実際」41pn1scockl_sl500_aa300_

DCCの忽那です。
ふと医局に戻ると包装が届いており、開けてみるとこの本が入っておりました。
著者には竹下、山元、氏家、金川、大曲という聞いたことのある名前が・・・。
私は「もちろん『ID Conference』で宣伝するよな!」という目に見えぬメッセージを受信したのでご紹介させていただきます。
社会人たるもの、行間を読めるようになることも大事なのであります。
 
さて、本書は日常ワクチン診療に従事している医療従事者にとっては「かゆいところに手が届く」良書であると思います。
誰もが悩む、そして多くは一概にどれが正しいとは言えない事項について、これまでに明らかになっている点、分かっていない点を整理しつつ、最善のプラクティスを目指すという実に誠実な内容であると感じました。
またエキスパートの先生方が実際にどのように受診者に説明しているのかなど、臨場感の伝わる内容であり、大変参考になりました。
 
読者の対象については、ある程度ワクチンの勉強をした医療従事者であろうと思われます。
我々のような感染症医だけでなく、実際にワクチン診療に従事している内科医にとっても大いに参考になると思います。
ワクチンをこれから勉強しようという方にとってはやや難しいというか、いきなりここで取り上げている内容に関して悩む必要はなく、まずは基本的な内容から勉強することをおすすめいたします。
しかし最近は本書のように「ちょっと捻ったキャッチーなタイトル」の医学書が多いですね。
この流れは「誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた」から生まれた潮流なのではないかと勝手に歴史分析しております。ええ。

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