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2012年11月 7日 (水)

CAMP試験

DCCの忽那です。
 
突然ですが、かっこいいCAMP試験の写真が撮れましたので、CAMP試験について紹介させていただいてもよろしいでしょうか。
このブログは本来感染症に関するブログであり(かつては「うどんCT」という感染症と全く関係ないエントリーを書いていた時期もありますが)、突然脈絡なくCAMP試験について書いても問題ないと判断いたしました。
 
さてGBS(S. agalactiae、B群β溶血性レンサ球菌)は、単独ではαまたはα'型の不完全な溶血性を示しますが、黄色ブドウ球菌のβ-hemolysin(β溶血素)の存在下では、GBSの産生するCAMP因子が作用してβ-hemolysinの活性が増強され、結果として強いβ溶血を示すようになります。
この現象はCAMP試験と呼ばれ、GBSを同定する際の指標として利用されています。
 
Camp002
 
どうですか、この写真。
我ながら良い写真ではないかと思うのですが。
皆既日食みたいで情緒がありますよね。
このように、血液寒天培地の中央に一直線にS. aureusを塗抹します。
そしてS. aureusに垂直にGBSを塗抹します。このときS. sureusとGBSはくっつかないように塗抹します。
1晩培養して、S. aureusに近い部分の溶血が増強していればCAMP試験陽性です。
本当はもっと矢印っぽい形で溶血するはずなんですが・・・まあ一応これでも陽性です。
 
Camp001
 
まあこんな検査しなくてもラテックス凝集試験すればあっという間にLancefield分類が分かるんですが、見た目のインパクトはCAMP試験の方が優っているように思います。

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