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2012年3月 2日 (金)

電子カルテに抗菌薬アラート機能が付きました

3月まで市立奈良病院の忽那です。

2年前に当院に感染症科ができてから院内のカルバペネム使用量はほぼ半分くらいに減りました(いや、感染症科ができたこととの因果関係は特にないかもしれません・・・)。
緑膿菌に対する感受性も40%だったのが70%くらいまで上がってきています。まだ全然低いですけど。
カルバペネムの使用量が減ったのはいいんですが、抗MRSA薬が処方されている症例の多くが培養結果をみて選択されているのに対し(これはこれで間違った選択の場合も多々あるんですが)、カルバペネムが処方されている症例の中に培養検査が出されずに処方されている症例が散見されるのが問題でした。
というわけで環境感染学会の演題からヒントを得て(パクって)、今月からカルバペネムを処方しようとすると「投与前に血培採取を!」とアラートが出るようになりました。

Photo

いやーこれはウザがられるだろうなあ(それが狙いですが)。
ホントは、このアラート画面を解除するためには「↑↑↓↓←→←→BA」のコマンドを3秒以内に入力しなければいけない、という条件を付けたかったんですが、鬼畜すぎるというご意見があり止めました。
これとは別にキノロンが処方されると出る「結核の除外、ちゃんとできてますか?」という、これまたウザいアラートもあります。

僕からの最後の置き土産です・・・。
市立奈良病院の皆さん、このアラートを見てどうか僕を思い出してください・・・。

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コメント

そのエネルギーを当院でも遺憾なく発揮してください。大いに期待しています。環境は全て整えます。

O先生

ありがとうございます!
4月からどうぞよろしくお願いいたします。

是非、コマンド押してフル装備で行ってください

師匠
当院ではコナミコマンドを入力すると研修医が2人サポートで付いてくれて代わりに血培を取ってくれるシステムになっています。

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