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2011年2月 5日 (土)

ねじれのスイートルーム

Jリーガー医師のくつなです。

昨日、京都GIMカンファレンスで発表してきました。
京都GIMカンファレンスといえば、総合診療科の錚々たる先生方がハイレベルすぎる議論を戦わせるカンファレンスですが、ここで症例を発表するというのは僕の長年の夢でありまして、昨日その夢が叶いました。
さらに神戸大学の岩田先生と市立堺病院の藤本先生もいらっしゃる中で発表するという感染症界的にも大舞台でありまして、状況的にはM-1グランプリで松本人志や島田紳助の前で漫才を披露する若手芸人に近いものがあると思います。
症例は「日本初症例」の回帰熱だったんですが、ネタバレを避けるため回帰熱のことはこのブログでもあまり書かないことにしていました(自意識過剰)。

一番の懸念はタイトルでしたが、散々考えた挙句「A KINK SUITE 〜ねじれのスイートルーム〜」という懲りすぎてよく分からない名前になってしまいました。
KINKがスピロヘータのちぢれ、Suiteが顕微鏡の視野を表しているのと、A KINK SUITEがKAIKINETSU(回帰熱)のアナグラムになっている、という分かりにくいオチです。
すいません、次はもっと面白いタイトルを考えます。

個人情報のアレがあるので症例の詳細はここでは書けませんが、実はIASRに掲載されています。

(IASR Vol. 31 p. 358-359: 2010年12月号)

せっかくなのでお勉強スライドだけ掲載しておきます。

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ポイントは「セフェムで熱が下がる」というところでしょうか。
岩田先生に病歴の段階で病名を当てられたのでかなりヒヤヒヤしましたが、最終診断のところで「おお〜っ!」という参加者の皆さんの驚きの声もいただき、結果としては大成功だったと思います。
M-1でやりきった後の芸人の気持ちが分かりました。

発表後、岩田先生や酒見先生、土井先生とお話することができましたし、本当に発表してよかったなあと思います。
まだいくつかネタがあるので、また挑戦したいと思います。

最後に、奈良つながりで司会進行をしていただいた天理よろづ相談所病院 総合診療科の石丸先生、ありがとうございました。

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