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2011年7月15日 (金)

単焦点レンズでグラム染色の写真を撮ろう!

市立奈良病院の忽那です。

突然ですが、皆さんはグラム染色の写真ってどうやって撮ってますか?
市立奈良病院は、今年度からカメラ&モニター付き顕微鏡を買っていただいたのでそれで撮っていますが、2週に1度研修に行っている奈良医大の細菌検査室ではごく普通の顕微鏡しかないので、カメラを持参して接眼レンズからなんとかピントを合わせて撮影するしかありません。
おそらく、多くの施設でもデジカメを使ってグラム染色の写真を撮影しているのではないでしょうか。
でもいわゆるコンデジと呼ばれるようなコンパクトデジカメだと、なかなか焦点が合わなくてけっこう大変ですよね。
ましてやiPhoneのカメラなんかで撮ろうとすると、かなりの技量が必要で、1枚写真を撮るのに5分かかることもしばしば。
染色するより時間がかかってしまいます。

Img_0856_2
■グラム染色の写真をiPhoneで撮ろうと奮闘する研修医の小林くん

そこでオススメなのが、一眼レフ+単焦点レンズです!
P1190943_2
■単焦点レンズを装着したGF1

同じデジカメでも、レンズが違うだけでこうも違うものかと驚くこと請け合い。

僕が使っているのは一眼レフの中で最も安価な(と言っても高い)panasonicのGF1ですが、これで十分です。GF1は単焦点レンズとセットで販売されているのでちょうど良い感じです。
このカメラを接眼レンズに近づけると・・・

Img_0852_2
Img_0854_2

F値が小さくて明るいため超簡単に撮れます。
コンデジで顕微鏡と格闘していたあの時間はなんだったのか・・・。

いや、別にPanasonicにお金を貰っているわけではありません。
私、クツナは本ブログエントリーに関連して、開示すべき利益相反関係にある企業などはありません(COI開示)。

こんな感じでキレイに撮れます。
P1160910_1
P1160910_2
ちなみに写真は線毛上皮です。
ギザカワユスです。

というわけで、一眼レフをお持ちの方はぜひお試しください。
ホントにサクっと撮れます。

※亀田総合病院ではすでにこのGF1+単焦点レンズという組み合わせでグラム染色の写真を撮られているそうです。
僕の世紀の発見かと思ったら残念ながらすでに先を越されていました・・・。
でも僕が発見したというよりは「亀田でもやってる」という方が皆さん試す気になるのではないかと(心境は複雑ですが)。

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コメント

ギザカワユスかどうかは分かりませんが、線毛上皮を見つけると思わず手を止めてしまいますよね。
僕も先日、線毛上皮を記念撮影したばかりです(意味もなく)。

うちの大学ではPCにつなげて写真を撮れるようになっています。
ちなみに僕にはグラム染色以外の写真を撮る習慣はありません。

なのに何故でしょう?

この記事を読んでめっちゃ欲しいと思いました、一眼レフ!

繊毛上皮は生標本で見るともっと『ギザカワユス』ですよ。いや、『ギガントカワユス』でしょうか。採取して直ぐ見ると繊毛が動いて見えます。こんにちわとフラダンスを踊っているように見ています。勿論レイは確認出来ませんけどね。

コソ染め太郎先生

「僕にはグラム染色以外の写真を撮る習慣はありません」
かつてこれほど男らしい発言が世の中にあったかと思うほど、男気あふれるお言葉ありがとうございます。
市立奈良病院でもPC接続で撮れるようになってるんですけど、ちょっと画質が悪いので、これはというスライドは単焦点レンズで撮り直しています。


師匠

ギガントカワユスの「生」線毛上皮、ぜひうPキボンヌです。
僕のフラダンス写真(32歳 男性)と交換キボンヌです。

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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