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2010年6月 2日 (水)

教科書的には要注意だけど実際あんまり見ない菌でした

大腸癌の術後、突然の発熱とともに数時間後にはショック状態。
アンピシリン・スルバクタムが数日前から投与されてはいました。
グラム陰性桿菌はやはりコワイです。
技師さんは「この菌にしてはちょっと典型的ではない」とのコメントでしたが、私は経験値がほぼゼロなので、典型的なのか非典型的なのか分かりませんでした。
いかがでしょうか?ちなみに緑膿菌ではありませんでした。
201006021

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感染症」カテゴリの記事

コメント

いきなり難しい問題が続いてますね・・・。
全く分からないので、どなたか答えてくださるのを待っていたんですが・・・。

GNRで、やや細くて染色も薄いので腸内細菌科ではなさそうな気がするんですが・・・。
ブドウ糖非発酵菌か、バクテロイデスか、といったところでしょうか・・・。
でもSBT/ABPC使ってるところでの菌血症なので、バクテロイデスは考えにくいし、SPACEかその周辺の菌になるかと思います。
そして先生が経験値ゼロということは僕も当然見たことない菌でしょうから、緑膿菌とセラチアではない(こういう推測は邪道ですが)。
マルトフィリアか、Burkholderia cepaciaではないかと思うんですが、マルトフィリアはけっこうよく見るので、Burkholderia cepaciaでどうでしょうか!

ちょっと待ったああああああああ!

気になってmanual of clinical Microbiologyのセパシアのところを開いてみたら、その仲間のB.pseudomallei(すいません初めて聞きました)のグラム染色のことが書かれてました。
両端が濃く染まり、安全ピンのように見える、と!
この写真、よく見ると安全ピンじゃないですか!!
すげえええええ!

というわけで、Burkholderia pseudomalleiでお願いします。


※Manual of Clinical Microbiology, 9th ed, p753

久々の投稿です。
単純に肺炎桿菌か大腸菌じゃないでしょうか?何となくそう思いましたが。染色性が悪いのにで何とも言えませんが、バクテロイデスにしては延伸状態が悪いので。どちらにしてもABPC/SBTは見直しでしょうか?

グラム染色道場師範手前様

これは、Serratiaでした。

ところで、Serratiaは腸内細菌属に分類されるようですが、グラム染色上は
http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6224.html
に記載されているように、大腸菌とも違い、緑膿菌とも違う、というように読み取ることができるものなのでしょうか?

どちらかと言うと大腸菌より短めで、緑膿菌よりは太めです。微妙な表現ですが、結核と細菌性肺炎の画像鑑別くらいの難易度でしょう。

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