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2009年10月30日 (金)

IDSA@フィラデルフィア0日目

10月28日水曜日から、フィラデルフィアで開催されているIDSAに参加しています。28日は正式な開会の前日で、アメリカの感染症専門医更新のための勉強を目的とした Vincent T. Andriole ID Board Review Courseがありましたので、初めて参加してみました。

朝の7時から夕方の5時まで、全12コマみっちりとlectureがつまっています。一番最初はWeill Cornell Medical CollegeのRM Gulick先生による "Antiretroviral Therapy 2009: State of the ART" と題した講義で、HAARTをいつ始めるか、まずどの組み合わせを選ぶか、耐性ウイルスの検査を行うか、どのような副作用があるか、いつ治療薬の変更を行うかなど、最近米国で使用できるようになったENF, MVC, RALなども含めての網羅的なお話でした。もともと外来HIV診療にあまり携わっていなかったのと、最近臨床がご無沙汰になっていましたので、今後の学習のとっかかりにちょうど良かったです。
 
その他には「Travel Medicine」「Transplant ID」「Endocarditis 2009」「Antibiotic Resistance 2009」などなかなか魅力的なレクチャーが並びましたが、特に個人的に面白かったのは「Eye Infections」と「Derm ID」でした。米国でもそうなのかもしれませんが、どちらも普通に感染症医をやってると「苦手分野」になりがちなところだと思うのですが、どちらもレクチャーの先生が良くて、「本を買って勉強してみたいな」と主させてくれる内容でした。
 
昨年はMRSAの治療や耐性菌のお話をさせて頂く機会も多かったので、内容そのものやレクチャーの組み立て方など、今後の自分の「ネタ」としても大変勉強になるコースでした。今日はこれから "What's Hot in ID and HIV" そして "Clinical Controversies in ID" の二つに参加予定です。

なお、学会が開かれている Pennsylvania Convention Center ですが、Market East という SEPTA の駅と接続しており、同駅から雨に濡れずに行くことができます。Market East へは、Bryn Mawr から SEPTAのR5 で一本で行けますから、とても便利です。

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